みなさま
こんにちは、アニマート菊名です。
まず「ハロウィン」の概要ですが、
(1) もともとはケルト人の収穫感謝祭
(2) この世とあの世の間の「門」が開いて行き来が可能になる
(3) 死者の霊が家族を訪ねる
(4) 墓参りをする
(5) 悪い霊もくるのでジャックランタンを飾って追い払う
(6) 子供たちが仮装する
(7) 子供たちが近所の家を訪ねまわって菓子をもらう
以上、だいたいこんなところかと思います。
(1) もともとはケルト人の収穫感謝祭
日本では、月見(十五夜・十三夜)が収穫感謝を兼ねた行事であり、各地の神社の秋祭りは収穫感謝祭をルーツにしているものが多いらしいです。
(2) この世とあの世の間の「門」が開いて行き来が可能になる
日本では、7月1日に地獄の釜の蓋があいて7月いっぱいはこの世とあの世の行き来が可能になります(広義のお盆は7月全体が盆の月)。
また、旧暦12月と旧暦1月の分かれ目にあたる大晦日・節分の頃も、暦月・節月それぞれの鬼門」の時期で、悪霊・鬼が行き来します(そのため、大晦日は追儺、節分は豆まきで悪霊や鬼を払います)。
(3) 死者の霊が家族を訪ねる
日本では、お盆に先祖の霊が訪ねてきます。
(4) 墓参りをする
日本では、お盆とお彼岸に墓参りをします。
(5) 悪い霊もくるのでジャックランタン(カボチャ作った提灯)を飾って追い払う
日本では、節分のときに、柊の枝にイワシの頭を刺したものを飾って鬼を追い払います。
(6) 子供たちが仮装する
日本では、節分のときに仮装する「節分お化け」という風習がありました。
現在は、祇園などの一部の地域に残るほか、町おこしのための仮装行列イベントとして復活している地域もあるようです。
(7) 子供たちが近所の家を訪ねまわって菓子をもらう
日本では、月見(十五夜・十三夜)のときに子供たちが近所の家を訪ねまわって月見団子や菓子をもらう風習がありました。